うまれる③

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突然「ドーン!!」ときた陣痛。
それをいっしょうけんめい逃がす。
ふーぅ、ふーぅ。
夫の手を握って痛みに耐える。
ふーぅ、ふーぅ。

何回もくり返してると夫もコツを掴んで
汗を拭いてくれたり頭を撫でてくれたり、
次の陣痛までの間にお茶を飲ませてくれたり、
オロオロせず冷静に優しい声をかけてくれました。
「2人でがんばろうな。」って言葉の通り
いっしょになってがんばってくれていました。

「出産時にイラっとした旦那の言葉、態度集」
某妊娠出産子育てマガジンの付録についてた冊子。
それを読んで彼なりに学習してくれてたのか、
もともと持ってる優しさなのかはわからないけれど
とても心強く心から「だいじょうぶ、がんばろう」って
思えるような付き添い方をしてくれました。


「愛する彼との赤ちゃんに早く会いたいーっっ」
心の底から良い陣痛が早くきてくれることを祈りました。


赤ちゃんの心拍確認のベルト、
点滴(たぶん陣痛促進剤)それとあと1個何か
(説明受けてサインしたのに忘れちゃった…)
ポタポタ薬液がなくなったらブザー鳴らして来てもらう。
おしっこも相変わらず回数たくさん行きたいから
陣痛が途切れたらしんどくってもトイレに行っておく。
ガラガラ2本引きずって行くからめんどくさいのなんのって!
お腹痛いのにデッカイ生理用ナプキンみたいなのを
何度も付け替えないといけなくってそれもしんどかった。
トイレが済んだら陣痛始まるまでに急いでベッドへ。
リラックスしやすいベスポジを確保して、
呼吸を整えたり点滴のスイッチを再度ONしたり…。
なんだかんだ忙しかったよー。


「無駄に早く義両親呼ばないで」って言ったのに
夕方には来てたんかな?
「ああ、早く産まないと悪いなー」とかって
勝手にプレッシャーに思ってしまう損な性格のわたし。
「もーう、もーうしんどいー!!」頭が爆発しそうだった。(笑)

お義母さんは体をさすってくれたり、
励ましてくれたり「ようがんばってる!えらいなー」
声をかけてくれてありがたかった。
外にいるお義父さんに逐一状況を報告。
「さなちゃん声も出さず静かに苦しんでがんばっとる」
そう報告してるのが聞こえてきて面白かった…(笑)
そういえばわたしほんと静かにお産したなー。
いつもよく喋ってうるさいのにねー(笑)

とにかく陣痛室ではヨガの先生やエクサの先生や
整体の先生が教えてくれた通りにしてた。
声を出して暴れて呼吸を乱したほうが痛いから、
静かに心を落ち着けて呼吸をゆっくりして痛みを逃がしなさい。
そう聞いてたから出産前から大便するときに練習してたのよねー。
ふーぅ、ふーぅ。
そうしたほうが大便がスルーっと出たもん!
(食事中の方、ごめんなさい。)

力んで息を止めたら余計でも痛いって聞いたし、
血圧がどんどん上がってしまうって聞いたから
ゆっくりゆっくり力を入れないように
息を自分のペースで「吸う吐く」をくり返した。


でも、何時くらいかな?夜7時くらいかな?
わたし自身の血圧が高いって看護師さんがバタバタ。
血圧が上がらないように指導が入った。
陣痛も良いのがなかなか来なくって長いお産になった。
1日早く出産した妊婦友だちのY子ちゃんが
授乳しに来るたびに悲痛な顔で廊下で待ってる義両親を
見かけて「さなちゃんだいじょうぶかなー」って心配だったらしい。


あんなにがんばっても子宮口は7センチ。
分娩台に乗るほど開いてない。
陣痛も「もうだめーーーーーーー!」みたいのが来ない。
陣痛の間隔も一向に縮まってゆかない。
なんか無駄にしんどい感じがずーーーっと続いて、
逆に心の中は冷静になってしまって集中できなくなった。
しんどいって言っても今思うと鈍痛程度だったのかな?
痛いんじゃなくって違和感と不快感。
未知の世界だから「だいじょうぶか?」って不安だった…。


その間も看護師さんは勤務時間を終え、変わる。
次の看護師さんはどうやら新人ぽかった。
前の看護師さんと方針が違いすぎてとまどう。
血圧何度も計る。
しんどい。お産に集中できん(笑)


血圧がほんとヤバいくらい上がっちゃったみたいで
それ系の点滴がもう1個増えてガラガラが計3本になった。
もうどう考えても自然分娩では出てこんじゃろうなーって
本人さんが冷静に思っちゃってるからお産も前に進まない。
トイレに行くときめんどくさいったら!(笑)
もうなんか笑けてきた。


13時過ぎから21時半くらいまでがんばった。
院長先生が子宮口の確認にきた。
もう憂うつで仕方ない。
出産直前の子宮口の確認のしんどいこと。
あの気持ち悪さ、違和感ったらない。
「がんばってるね。陣痛がうまく来ないね。
9センチ開いてるんだけどねー。」
優しい声をかけてくださったからなんかホッとした。

次の瞬間、看護師さんにダメを出してた。
「ガラガラなんで3本なの?歩きにくいやん。」
看護師さんの言い訳、、、聞きたくない。
バックルームでやってくれ!(笑)


21時50分くらいまでがんばろうって言われた。
新人看護師さんが「奥の手」って感じで
お風呂の椅子みたいなやつを持ってきた。
それに座るか座らんかみたいなところでM字開脚で
つま先立ちみたいな感じでふーぅふーぅした。
心の中で「いやいや無理ってば!」そう思いながらやった。
本人がいちばん冷静だったと思う(笑)


22時。
陣痛室の斜め前の「うぶごえルーム」なる分娩室へ
よたよたと歩いて向かったのでありんす。
ふーぅふーぅ。


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ここからがまた長いのよー
「うまれる④」につづく。
by 55KIRI | 2011-12-03 00:48 | うまれる